こんにちは!34年間生きてきて初めて電車で急病人を発見した3ちゃんです。@Sousuke55035021
都会ならよくあることなのかもしれませんが、ここは宮城県。
自分が乗っている電車で急病人で電車が止まるのは、初めてのことでした。
どんな状況だったのか具体的に書き出していきますので、参考になれば幸いです。
酔っ払いが急病人に変身。電車で急病人を発見した時の心情
一週間の勤務を終えた金曜日の夜、今週は残業続きで疲れ果てていました。
Twitterで音楽でリフレッシュするといいとのフォロワーさんのツイート。
これはいいと思い、珍しく音楽を聴いていつも通りの車両に乗り込みました。
運よく座れたので疲れを癒していると、隣の人の様子がおかしい。50代サラリーマン。
足をどんどんぶつけてくるのです。
酔っ払いか~!!と顔を拝むと明らかな酔っ払い。
顔は真っ赤で座席にうなだれて寝ていました。
・・・
は~酒は飲んでも飲まれるもんじゃないぞ!と言ってやりたくなるところを抑えて座っていました。
3分ほど経過し暴れん坊の足はぶつかってくることがなくなりました。
すっかり爆睡モードかいなと顔を見ると
・・・
・・
・
え?
顔面蒼白。顔からは大量の汗。
いや、汗というレベルではない。滝?
異常事態レベルの量でした。
座っている足には力がなく、座席に持たれかかって力がない状態でした。
マジかよ!酔っ払いが急病人になってもうた!!( ̄△ ̄;)
電車で急病人を発見したが自分一人で動けないなら周りの人に話しかける
酔っ払いだし自業自得という考えも一瞬頭をよぎりましたが、そんなことよりこの人を助けなきゃという思いが先行。
逆隣のサラリーマンに話しかけました。

この人の汗やばくないですか?駅員さんに言ったほうがいいですよね?

これはやばいですね!!行きましょう!
と言って一緒に車掌さんのいる車両まで向かってくれることになりました。
人波をかき分けていく中で、二人で行くより一人は状況を報告できるように急病人の近くにいてあげたほうがいいという事になり、サラリーマンの方は戻ってくれました。
車掌さんが乗っている一番前の車両についてからは次の駅に近かったのと人が多すぎて前に進めなかったこともあり、電車が止まるまで待ちました。
そしてドアが開いた瞬間にダッシュで先頭車両の駅員さんへ

隣の席の人が大量に汗をかいていています。急病人です!案内するので見てくれませんか?!
急病人の復活と車掌さんの声掛けから新たな親切人現る
車掌さんは若い女性で驚きましたが、急病人のいる車両まで走りました。
戻ると汗は量が少なくなってはいたものの、依然項垂れていました。
車掌さんが声をかけると応答がありました。

お客様!お客様!大丈夫ですか?!

んあ?大丈夫。うん、大丈夫。
どう見ても大丈夫ではない状況だったので、車掌さんが何度か確認してくれていました。
4度くらい大丈夫かと尋ねていた思います。

んあ?大丈夫。うん、大丈夫。
と言い続けていたのですが、女性の車掌さんは初めてだったのか、判断できない状態でした。
そして降りる駅はどこ?との回答に急病人おじさんが答えると、親切おじさんが現れました。

その駅なら自分が下りる駅だから一緒に降りるよ
そのおじさんの発言のおかげで、女性の車掌さんが電車の再発進を決意してくれました。
ただ、すぐは発進しなかったので、自分は周りの目を気にしだしました。

酔っ払いにかまって、電車遅延させてんじゃないわよ
と思われてるんじゃないだろうか。。。
自分は弱い人間だ。。。
一緒に動き出してくれたサラリーマンに弱音を漏らす34歳児
そんな声が聞こえてくるんではなかろうかとドギマギしている自分は、一緒に動き出してくれたサラリーマンに弱音を漏らしました。

無駄に電車とめさせちゃいましたかね。。
その時はなんと回答していいのか、迷ったのか返事をしてもらえませんでした。
でも、そのサラリーマンの方が電車から下りるときに一言

判断は絶対間違ってませんでしたよ!
その言葉にめちゃめちゃ救われました。
新たな親切人のおじさんはコバヤシさん
新たな親切人のおじさんは具合がよくなってきていた急病人酔っ払いサラリーマンに話しかけました。

車で迎えに来ている者がいるので、ひとつ前の駅で降りなければいけなくなりました。一緒に降りて家まで送りましょうか?

大丈夫です。ご親切にありがとうございます。名前だけでも教えてもらえませんか?
新たな親切人のおじさんは「コバヤシです」と言い残し、足早に去っていきました。
自分はまだまだ弱い人間。
もっと人に寄り添った人間になりたい。
本来であればコバヤシさんの行動こそが人間のあるべき姿です。
体調の悪い人を見つけたら、もっと寄り添ってあげるべきでした。
ただ昨今の物騒な世の中、親切心から厄介ごとに巻き込まれたくないと思ってしまうのはわかります。
私もそうでした。
ただ、コバヤシさんのような気持ちのある人が増えれば世の中はもっと幸せに包まれるのではないでしょうか。
酔っ払いか急病人か判断がつかない場合の行動提案
ただ酔っている人ならそっと寝かせてあげておけばいいでしょうが、新年会、忘年会、歓迎会、送別会の飲み会が多くなる月は、酔っ払いから急病人へ変貌する光景を目にすることもあるかもしれません。
そんな時は以下の事を行えるといいのかと思います。
酔っ払いか急病人か判断がつかない場合の行動
- 周りの乗客に相談する
- 車掌さんに伝える
- 心無い人が看病人が座っていた席にちゃっかり座っても看病人が自分なら怒らない
- できたら寄り添ってあげる
最後に当日ツイートした内容です。
いつも暖かいコメントありがとうございます!
帰りの電車で隣の人が汗だくで動かない
これはただ事ではないと思い、逆隣の人に相談後電車を降りて走って車掌さんへ
車掌さんと戻ってくると意識が戻ってた
降り際、判断は間違ってないですと言ってくれた逆隣のサラリーマンの方、一緒に行動してくれてありがとうございました!
心強かったです!
— 3ちゃん@釣りキチブロガー (@Sousuke55035021) 2019年4月12日
Twitterはあたたかな世界です。
優しい方々のコメントが嬉しい限りです。
ちなみにこんな弱い自分でも上記3点はできたので大丈夫!
あなたの一歩の行動で誰かが救われるなら、嬉しいじゃないですか!
その時あなたの救った人は一人かもしれませんが、人には必ずつながりのある人がいます。
家族、友人、同僚、親戚・・・そんな人の気持ちを不幸にさせなかったと誇ればいいと思います。
自分マインド向上委員会!!
おしまい
コメント