
シーバス釣りをしてみたいのですが、どんな場所にいるんですか?
シーバスは神経質な魚だけにいる所にはいますが、いない所には全くいません。
4週連続70cm弱のシーバスを釣り上げてるからこそ見えてきた考察を紹介していきます。
今回は釣り場の状況変化に合わせたシーバスが釣れるポイントの選び方です。
シーバスが釣れるポイントの選び方は?
シーバスのポイントを知るためにはシーバスが好きな事、嫌いなことを知る必要がありますよね。

彼女を釣り上げたい時と一緒やね
シーバスの好きなことは流れの変化です。
そしてシーバスの嫌いなことは水温の急激な変化と水質の変化、更には水量の変化です。
そこを知った上で釣り場に行く前に事前に調べておけることは調べておきましょう。
仕事は事前準備が1番大事というのは聞いたことがあるかと思いますが、釣りも同じで事前に調べられることは調べておいた方がよい釣果に繋がります。
今回はパターン別にシーバスが釣り場にいるであろう場所を推測します。
釣りに行く数日前に見返していただくと良い釣果に繋がるかと思いますので、最後までご覧下さい。
まず今回の記事は前提としてシーバスを河で狙う場合に
上流、中流、下流、河口と4つに区分けします。
そして堰(せき)の水温計を頼りに釣り場に着く前に、釣行日のプランを立てます。
私が行く川は追波川ですが全国の有名河川にも水温が見れるサイトがあるはずなので探してみてください。
水温が急激に変化した場合のシーバスが釣れるポイントは?
水温は堰(せき)の水温計をネットで調べます。
実際に釣りに行く時間を調べておいたほうがいいです。
堰のサイトを見て、前日より-3度と乖離している場合は堰が空いたと推測し、堰より上流にあった水が流れてきたという可能性を想像します。
3日前にはサイトで水温の変化を把握しておきたいところです。
理由は3日もすれば水温はなじんできますが、例えば釣行日が前日より3度低いとなると、シーバスにとっては一大事となり、捕食活動を行わないので、釣りになりません。
真夏の暑い時期に適正温に下げてくれる水温低下であれば好条件に働きますが、真夏以外の水温低下は決して釣りやすい環境ではなくなります。
そんな時は堰付近にシーバスはいません。
急な水温低下を嫌うシーバスは海に近い場所に下ります。
それは海に近い方が水温が安定するからです。
上流を堰とすると、下流か河口に移動します。
その考えからポイント移動して釣れたシーバスがこちら。
シーバスにとって水温変化は生きていく上で、重要な項目なのです。
人間に例えるなら、急に寒くなってきたから温かい場所で暮らそう!という発想と一緒です✩
水質の変化(濁り)
次にポイントを選ぶ時に悩む点としては水質の変化だと思います。
いわゆる濁ってる時の話です。
梅雨時期などは基本的に河は濁っていますが、梅雨時期はシーバスは釣れます。
シーバスはある程度は濁った方が警戒心がとれて釣りやすくなるからです。
しかし、コーヒー牛乳のような濁り具合では釣りをするのは厳しくなります。

例えば中流域でコーヒー牛乳並に濁っていた場合は、どこに移動すればチャンスが広がると思いますか?
答えは上流域です。
河は上流域から中流域に流れて下流域に流れて河口に流れ着きます。
それは濁りも一緒です。
ですから、中流域で濁っているのに下流域や河口に移動しても濁りは取れていません。
中流域より早く濁りが取れる場所は上流域なので、あまりにも濁りがキツいと感じた場合は上流域に行きましょう。
上流域でも濁りがきついと判断した場合は、その日は釣りをやめて数日後にまた訪れた方が吉です。
増水などで水量が多い場合はどこが釣れる?

ここ最近は雨が降ってないから河は増水してないはず
と思って釣り場に着いたら増水していた。1日粘ってシーバス狙ってみたけど、全く反応が得られなかった
という経験はありませんか?

①なぜ数日雨が降っていないのに増水していたのか
②増水していると反応が悪くなってしまうのか
それはあなたが住んでいる県では上流域でも、本当の上流域は更に別の場所にある場合があります。
そこで大雨が降っているとそれがいつか流れてきて、せっかくの釣り日に当たってしまうと河での釣りは難しくなります。
釣れないわけではないのですが反応は悪くなる傾向があります。

中流域に釣りをしに行って増水していた!と感じた場合は
上流域、下流域、河口のどこにいけばいいでしょうか?
答えは河口です。
理由は塩分濃度にあります。
上流域から大量の雨水が流れてくると汽水域(海水と真水が混ざったエリア)で暮らしているシーバスは嫌がります。
中には抵抗力が強く居着く個体もいます。
しかし、一般的には増水した時に反応が得られるのは河口です。
河口は隣が海なので増水しても海水が隣にあるので潮の満ち引き次第では大いにチャンスがあります。
もし、サーフがあるのであれば河口よりもサーフの方がチャンスが広がるので、サーフでシーバスを狙ってみてください。
水面調査も超重要

さて釣り場も絞れたぞ~!ここなら釣れるでしょ~!

ちょ!ちょっとまった~!
今そこにキャスト(ルアーを投げること)してもシーバスはいないんじゃないかな~
投げてみなければわからないじゃないかというのは一理あります。
ただ、シーバスがいそうなポイントだなと予想してキャストするのと、やみくもにキャストするのとでは、釣れてしまった時に再現性が違います。
上の写真では河の模様が違うのはわかりますでしょうか?
それが潮目というやつです。
潮目は魚のいる場所として有名ですが、シーバスも同じです。
潮目に乗って捕食活動をしています。
それでは潮目以外では釣れないのかというとそうではありません。
届かないとしてもできる限り潮目に近づけるようにキャストしてほしいのですが、届かなくても潮目にいたシーバスが

餌や~!!!!
と追いかけてきます。
こんなやつが
最初のうちは難しいかもしれませんが、

ここの流れとあの流れがぶつかってるからここに投げてるんだ
などと考えれるようになると最高ですね。
狙って釣れるシーバスは同じパターンになった時にまた釣れます。
シーバスを数匹釣った人はその辺も考えてみてほしいです。
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まとめ
今回は水温が低下した時、増水した時、濁った時にシーバスが河のどこに移動すれば釣りやすいのかと、潮目を狙うことを記事にしてみました。
まとめると中流域で釣りをしていたとして
水温低下は河口へ
濁りといった水質変化は上流へ
増水した場合の水量変化は河口へ
釣れる竿やリールを持っててもシーバスがいなければ釣れないですからね。
是非、参考にしていただきデカいシーバスを釣り上げてください。
そして、釣れたら是非食べていただきたいので捌き方も記事にしてます。
魚屋さんの友人が教えてくれた捌き方なので、参考になるかと思います。
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でも、あなたの身に危険が及ぶレベルの時は絶対に釣りはしないでくださいね。
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