
シーバスといえば夜ですが、そろそろ牡鹿半島でデイシーバスが釣れる時期だと聞きましたが、サンちゃん釣れてますかー?

そうそう!まだ話してなかったですね!先日牡鹿半島には行ってシーバス掛けたんですよ!でも、釣れはしませんでした。
が、岩に挟めました

どういう事ですか?笑
詳しい釣行記プリーズです!
今回は牡鹿半島でデイシーバスを岩に挟めた釣行記です。笑
教訓も踏まえて記事にしていきますのでご覧下さい☆
牡鹿半島のデイシーバス釣行記!5月29日朝マズメ編

牡鹿半島のシーバスが食べたい!

しょうがねーなー
そんな会話から家族にシーバスを食べさせてあげるべく牡鹿半島に向かう計画を立てました。
磯で釣れるシーバスはまったく臭みがなく、スーパーで買う刺身を食べれない我が子も絶賛してくれる味です。
家族が喜ぶ顔を見たくて釣る気満々でした。
牡鹿半島で鮭が釣れてる?
釣り仲間からLINEが来て牡鹿半島で鮭が釣れたというのです。
何のルアーで釣れたか聞くと、ハードコアのヘビーショット105でした。
赤金が釣れるらしいです。
鮭が釣れるならと朝、釣具屋によって調達。
ルンルンで牡鹿半島に向かいました。
牡鹿半島で釣り開始
現地に到着したのは午前5時半でした。
太陽は登って明るくなっていました。
いい感じの荒れ具合でシーバスにはベストタイミングでした。
まずはミノーでリサーチすることにしました。
リサーチルアーの紹介
リサーチするルアーは毎度サイレントアサシン129Fにしています。
何度もでかいシーバスをやっつけてくれている頼もしいミノーです。
アピール力があり、やる気のある個体は1発で食ってきます。
サイレントアサシンで反応がない場合は食いが渋いと判断して、シンキングペンシルなどに切り替えると良いです。
探り方は扇状にキャストして流れに乗せます。
ルアーが動いているなと手元に伝わるが伝わらないかのギリギリの巻スピードがベストです。
フローティングミノーと言って放置しても沈まないルアーで、巻けば一定の深さを泳いでくれます。
ランカークラスのシーバスいきなり現る
サイレントアサシン129Fを扇状にキャストして4投目のことです。
その場所は底には根があるエリアです。
毎度のように遠投して着底と同時に巻き始めました。
そこで白波の下を通った瞬間
グッ
とした重みを感じました。
根がかりかなとも一瞬よぎりましたが魚の生命感を感じ合わせてみることに。
すると
ガン!
とひったくるような衝撃が手元に伝わりました。
シーバスだ!と確信した私は思い切ってフッキング!
確実にいい場所に針が貫通し暴れるシーバス!

おっ!おもい!
緩めていたドラグが少し出されるので、ドラグを少し閉めて足元まで寄せようとしました。
うまいこと波に乗せることに成功して足元付近まで来ました。
しかしそこで
ぎゅーっん!
とドラグがまた出されます。

やっやばい!
でも、これ以上ドラグを締めれば、また走られた時にラインを切られかねないと判断した私はそれ以上ドラグを閉めずに対峙することにしました。
牡鹿半島シーバスが磯に挟まる・・・
一瞬姿が見えたシーバスはかなり大きくランカークラスでした。(80cm)
久しぶりの大きなシーバスに興奮気味で心臓がドクンドクン脈が早くなっているのを自分でも感じました。
川ならまだしも牡鹿半島の磯でのこのサイズは初めてでした。
そしてようやく足元まで寄せることが出来たので、近くに置いていたタモ網に手を伸ばしました。
しかし、その時に事件は起きました。
シーバスが強い波に流され岩の間に挟まったのです。

やばっ!
結構な衝撃で挟まってしまった!
早く抜こうと竿を煽るもまったく外れる気配はありません。
竿を煽る度にドラグがでてしまいます。
またドラグを少し閉めることにして竿を煽ること数回。
ようやく外れてくれました。
しかし、波が強く抜きあげることが出来ません。
タモ網の出番

これはタモが活躍する出番だ!
と片手に握っていたタモ網をおろします。
するすると伸びるタモ網
。
。
。
ぴたっ

え?
タモ網が水面の1m手前ぐらいでピタリと止まりました。
そうです!
長さが足りませんでした。
計算外だった自分は、竿をまたに挟み、タモ網を回収しようとしました。
普通ならタモ網に魚が入っているため、タモ網を引き上げることに集中すればいいのですが、今の状態はタモ網は空で、ルアーにランカーシーバスがついている状態です。
もちろんシーバスは逃げたいので暴れます。
シーバスは波に持ってかれるため股に力を入れて竿が落ちていかないようにしました。
こんなに強く股で物を挟んだのは生まれて初めての36歳の姿はまさにモジモジくん。
はたから見たら漏れるのを必死でこらえるおじさんです。

あらやだ~

今はシーバスが優先じゃ!
いやはや恥ずかしい格好をしてしまいましたが、なんとかタモを回収し脇に投げ捨てました。
ラインが切れて流されていくシーバス
ロッドを股で挟みながら空のタモ網を回収するという死闘を繰り返した後、私は疲労がたまっていました。
しかし、牡鹿半島の波は容赦なくシーバスを沖へ沖へと流そうとします。
ランカークラスのシーバスの重みと波の重さに耐えながらどうにか波のこない場所まで持っていかなければ行けません。
そこで私は大きなかけに出ようか考えました。
それは波のこない場所まで自分が磯をおりていくことです。
しかしそれは普段なら軽々できる事でも、今はランカークラスのシーバスが波に流されるのを竿一本で堪えながらの磯下り。
正直危険でした。

やっぱりやーめたっ!
以前、牡鹿半島の山から滑り落ちた経験をした私は我に返りました。
あんな経験は二度としたくない。
📒その時の記事がこちら
そして今は山ではなく磯です。
滑り落ちたら間違いなく上がって来れません。
そこで、体力がどんどん削られる中、一気に抜きあげることにしました。
心の中でカウントしました。

1、2、3でいくぞ!
1
2
3
うりゃぁー!!
と竿を立てた瞬間にドラグが
ジー!!

あっ!やっべ!
ドラグをガチガチに閉めるの忘れてた。
おし、やり直しだな
とその時、
プツンッ!!!!

え?
糸が切れました

ウァギャァー!!!
荒れた牡鹿半島の磯で1人絶望による発狂していました。
そしてうなだれる私。
無情にも波にもっていかれるランカークラスのシーバス。
まるで走馬灯のようにゆっくりゆっくり流れていきました。
9mのタモ網があれば・・・
まとめと教訓
その後4時間ほど竿を振りましたが何のあたりもありませんでした。
残ったのは岩の間に挟まったシーバスの画像だけ。笑
今思えばこの写真を撮影している暇があったなら、他に対策は撃てなかったのかと悔やまれるばかりです。笑

だってネタになるって思っちゃったんだも~ん!!!(><;)
読者の皆様と未来の自分への備忘録の教訓はこちら
牡鹿半島の磯でシーバス釣りたい人の教訓
- タモ網は釣り座から海まで届くのか予行練習してから釣りを始める
- 抜きあげようとする時は、ガチガチにドラグを閉めたか再確認する
- なるべくなら足場の高い位置からの釣りではなく、低い場所を探す(牡鹿半島は少ないです)
- 釣りたい人はネタを探すより目の前の魚に真剣に向き合うべし
ちなみに鮭が釣れたという情報もあり行ってみましたが、私なあたりすら感じることはできませんでした。。。
最後に牡鹿半島の磯でのシーバスが釣れた時の写真も載せておきますので、下の記事は2020年11月の釣果です。
早くあんなシーバスに会いたいな~!!

体高がえげつない!この筋肉質、惚れて舞うやろ~~~!!!
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