
アイナメを釣りたいんですが全く釣れません!
まだ時期が早いんでしょうか?!

アイナメが釣りやすいのは冬ですね。
まだ水温が高いですね。
今は水温18度以上の時期なので地上は寒くなってきても、まだまだ海の中は暖かいんです。
今回は釣りやすい時期や水温によって変えなければいけないルアーの選択方法をご紹介しますね!
今回はアイナメが食べたい初心者アングラー向けに、アイナメの釣りやすい時期や水温によって変えるルアー選択の考え方をご紹介します。
宮城県でアイナメを釣りやすい時期は?
アイナメを釣りやすい時期は一般的には秋と言われています。
しかし、近年の海水温の上昇により秋は秋でも地上の秋ではなく、海の中が秋にならなければ釣りづらいのです。
【海水温は気温の2か月遅れ】という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。
今は11月ですが2か月前というと9月。
かなり暑かったですよね。
ですから、アイナメが釣りやすい海の秋は12月中旬~1月になります。
12月中旬~1月が釣りやすい理由
10月~11月はアイナメの産卵期です。
産卵前は荒食いするのですが、産卵期はさすがに産卵に徹します。
地上の秋が終わり地上が冬になる頃が、アイナメの釣りやすい時期です。
12月中旬~1月になると産卵を終えたアイナメが体力を回復しつつ捕食を始めます。
産卵が終わったアイナメは弱っているので小魚系よりホッグ系の方がいいです。
水温によるルアーを選択する考え方も紹介

それでは今の時期はアイナメは釣れないんですか?
という疑問が湧いてきます。
答えはNOです。
しかし、それには避けては通れない厄介者がいます。
それはフグです。
水温が高い時はフグは暴れまわりますが、水温が下がってくると徐々にフグにワームを噛みちぎられることが少なくなってきます。
そんな時期こそワームが一番狙いやすくなります。
フグがいるなら〇〇を使うな
フグは釣り人にとって外道中の外道ですよね。
毒があるため持って帰って食べるという人はいないでしょう。
そして釣りで釣れるのは一般的に美味とされるトラフグではなく、クサフグです。
クサフグがいるとワームはボロボロ。
一瞬で跡形もなくやられてしまいます。
そしてフグがいるエリアで絶対使ってはいけないのは匂い系のワームです。
匂いなしのワームにでも食ってくる場合、匂い系のワームは1投1ロストします。
少し場所を変えても数投すれば寄ってきます。
匂い系のワームと言えばエコギアの熟成アクアやバークレイのガルプですね。
塾生アクアやガルプは初めに投げるのではなくどうしても釣れない、何のあたりもないという時だけ利用するようにしましょう。
フグがいるなら○○を使おう
フグがいることが明確な場合、匂い系のガルプや熟成アクアは使ってはいけないという話はしました。
では何を使うのか。
それはワームを諦めてバイブレーションです。

は?!根魚がバイブレーションでは釣れないでしょ!!
てか、根魚は根があるところにいるのにトリプルフック付きのバイブレーションなんて投げていたら、ロストしまくるんじゃないですか?!
その気持ちは凄くわかります。
でも、私は見てしまったのです・・・
隣の釣り人がバイブレーションで巨大アイナメを釣り上げる瞬間を!
それがこちら。
50cmを超える巨大なアイナメでした。
そして聞いてみました。

アイナメって根魚ですよね?!
何でバイブレーションで釣れるんですか?!
そしてロストしないんですか?

やる気のあるアイナメは水面付近まで追ってくるんだよ!このぐらい大きくなると魚しか食ってないだろうから甲殻類のワームなんかより、魚シルエットがおすすめだよ☆
付け加えてこんな話も教えてくれました。
- 根魚は根にいるけど根を通さなくても、やる気あるアイナメは根から出てくるんだよ
- カラーは赤金がお勧め
- 底をひかなくても中層でもOK
隣の釣り人に感謝しかありませんでした。
やはり釣りに行ったら隣の人にあいさつするのは必須ですよね。
何かしら良いことがあります。
それにしてもアイナメはカッコいいな~!!!
うまいしかっこいいし、12月に入ったら本格的に狙ってみようと思います。
まとめ
今回はアイナメが釣れるのはワームだけではないというお話でした。
美味しいし独特の首振りの引きも楽しいし、釣り人に取ったら最高の魚ですよね。
私が今度釣り上げたら再度記事にしたいと思います。
アイナメの釣り方まとめ
- 釣りやすい時期は12月中旬から1月にかけての寒い時期
- 11月中は産卵期とフグの攻防で希望薄い
- フグがいたらワームは諦めてバイブレーションで根付近を通す
- やる気のあるアイナメは表層付近まで追ってくる
さっそくバイブレーション買ってきました。
赤金の鉄板バイブ。我ながら単純すぎるぜ!
だって釣りたいんだもんね~だ!!
ちなみにこの巨大アイナメが釣れたのは女川でした。
女川は魚影が濃いので楽しいですね!
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