
マゴチって唐揚げでは食べたことあるけど今日はわたし、刺身の気分なの!教えて!3チャン!!

かしこまりました!今日は前回のヒラメの刺身の捌き方に引き続き、マゴチの刺身の捌き方をレクチャーしていきますね!
マゴチは唐揚げでも刺身でも美味しい、夏のフグと言われている食材です。
そしてスーパーに並ぶことがないので、マゴチを食べれるのは釣り人の特権です。
今日はそんなマゴチが釣れた時に、刺身で美味しく食べる為の捌き方をご説明していきます。
刺身包丁を持っていない方は↓からどうぞ。
あるのとないのとでは捌きやすさが全く違いますよ☆
それでは行ってみましょう!!!
マゴチの刺身の捌き方を紹介
あなたはマゴチを刺身で食べる為に捌いたことはありますか?
初めての人はしっかりこちらで勉強してから調理に取り掛かりましょう。
最後まで読まないと恐らくケガをすることになりますよ。
マゴチの捌き方は十文字残し
まずマゴチを刺身で食べる為の捌き方ですが、十文字残しです。
そのような調理名があるかはわかりませんが、↑の図のような形になります。
次で具体的な切り方を説明していきますね。
簡単な刺身の切り方
マゴチを捌く手順
①うろこをとる
↓
②頭を切り落とす
↓
③内臓を取り出す
↓
④血合いに包丁を入れて水で綺麗に洗い流す
↓
⑤尻尾を切り落とす
↓
⑥マゴチのトゲに沿って包丁を入れていく
↓
⑦骨とぶつかるので骨は切らずに骨に沿って包丁を滑らせる
↓
⑧マゴチの身から皮を切り取る
①マゴチの記念撮影!!ではなく鱗を取ります!(何cmか測るの忘れた~!)
②頭を切り落とす
エラに沿って上から切り込みを入れます
反対側も同じく切り込みを入れます。
切れてないところに切り込みを入れて頭を切り落とします。
③お腹に切れ目を入れて内臓を取り出します。
(刺激的な映像の為削除してます。)
④血合いに包丁を入れて水で綺麗に洗い流します。
⑤尻尾を切り落とす
マゴチの十文字ぎりのスタート
図を入れる
⑥マゴチのトゲに沿って包丁を入れていきます。
⑦骨とぶつかるので骨は切らずに開いていきます。
骨に沿って身を切り落としていきます。
身の1/4部分を切り落としていきます。
同じく身の2/4を切り落としていきます。
真ん中に見えるのが骨です。
裏側も同じく開いていきます。
ポイントは骨までいったら止めて骨に沿って切り落としてく事です。
40cm以上のマゴチの場合、骨はかなり太いので骨も間違って切ってしまった!ということはないと思います。
4回身を削り取られたマゴチさんのお姿。
十文字の骨だけ残っています。
⑧マゴチの身から皮を切り取っていきます。
皮を切るというより、はぐイメージです。
包丁を押していくというより、皮を押さつつひっぱります。
マゴチの刺身が完成です!この切り方ですとマゴチの骨はほぼすべて取り除けます。
マゴチを捌く時の注意点
マゴチは捌く時に注意しないとケガをしてしまう魚です。
それはたったひと手間入れるだけですので、必ず1番最初に行いましょう!
ケガをしないように最初に行う事
マゴチはトゲが鋭く手に刺さると血がぴゅーぴゅーでます。
そんなケガをしないようにするために以下の3個所を確実に切断してから調理しましょう!
①お腹側についている尻ビレを全てカット
②背ビレもトゲなので全てカット
③頬のあたりにも小さなとげがあります。
妻はこのトゲで負傷した模様です。(;;)
寄生虫による食中毒に注意!
魚を食べる魚(フィッシュイーター)特有の寄生虫はやはりいます。
皆さんもご存知のあの有名な寄生虫です。
アニサキス
私はまだ出会ったことはありませんが、人間でも目視できるレベルの大きさです。
そう!皆さんご存知、アニサキスです。
アニサキスが体内に入るとお腹に激痛が走るとのことですので、刺身で食べる場合はあまり暑く切らないことを心がけてください。
もちろん、さらに盛り付ける際は入念に見てアニサキスがいないことを確認してください。
ちなみにTwitterで調べてみると【ウオビル】という寄生虫もいるようです。
それとは別に口の中に入り込む寄生虫もいるようです。
フィッシュイーターには寄生虫がつきものなので注意が必要ですね。
マゴチの口の中に、よくいるコレ、何かわかるかたいらっしゃいませんか?
教えてください!寄生中でしょうか?#仙南サーフ pic.twitter.com/BVUDYmFEwD— とし_Fishing🎣 (@toshi_Fishing_) July 28, 2020
新鮮なマゴチは釣り場での〆方で決まる
マゴチの〆方は他の魚と違って少々特殊です。
①尻尾の一番細くなっている個所に切れ目を入れます。皮だけでつながっているくらいまで包丁を落とします。
②目と目と赤丸で正三角形を作れる位置に包丁やハサミやクギなので貫通させます。
③海水に数分つけます。
海水につける時に必要になるのがストリンガーです。
釣具屋さんに1000円程度で売ってますので、ご覧になってください。
送料込みで最安のストリンガーをネットで購入したい人は
⬇からも購入できます。
頭はカニの甲羅並に固いです。
マゴチを締める際に、自分を締めちゃわないように気を付けてください(/// ^///)
まとめ
今回はマゴチの刺身の捌き方をご紹介しました。
慣れれば簡単に捌ける魚ですし、釣り人に取っては釣るのが難しくない魚です。
是非1度は自分で釣ったマゴチを捌いて食べてみてください!絶品ですよ!!
それでは最後に今日のおさらいです。
マゴチを刺身で捌く方法のポイント
- 調理を始める前にトゲを三か所カット
- 十文字で骨を残す
- 皮は切り落とすのではなく剥ぐ
- 〆方はおでこのあたりを貫通させ尻尾も切断
ヒラメの捌き方に興味がある方はこちらもどうぞ
コメント
九月お彼岸に、46センチマゴチ釣りました。さばくと白身に粟粒位の塊が沢山。恐らくクアドだと思います。残念ながら刺身断念。あら汁で食べました。カレイやヒラメと同じく底物でゴカイを食べているので寄生したかと。お魚は釣った後も難しいですね。
46cmマゴチおめでとうございます!
私は今までそのような症状のマゴチを釣り上げたことがなかったので参考になりました。
刺身で食べれなくても他の食べ方でも美味しく食べれるマゴチは、釣って楽しい食べておいしい最高の魚ですね☆
今度同じような個体を釣ったら、同じくあら汁で食べたいと思います。
ご連絡ありがとうございました(^^)