今の世の中、パワハラ、モラハラ、アルハラ、セクハラ。
たくさんのハラスメントの名の付く言葉がありますよね。
上司であるあなたはそんな○○ハラという言葉に惑わされ、叱ることから逃げてはいませんか?
部下をお持ちの上司の皆さんが、部下教育で悩まれた際に読んでほしい記事です。
最後までお付き合いください!
それでは、はじまりはじまり~!!( ̄∇ ̄)
部下の教育_上司は叱る事から逃げずに部下と向き合うべき
パワハラやモラハラたくさんの言葉がありますよね。
それは信頼関係のない間柄であれば生まれる言葉ですが、信頼関係が成り立っている場合は違います。
自分の事を見てくれているんだ。
認められるように頑張ろう!
とやる気になるものです。
今回は普段、声を荒げることのない自分が数カ月ぶりに声を荒げて叱ったので、まとめていきたいと思います。
登場人物

自分_販売経験6年の月日を経験し営業となる。
普段は売り場巡回し、売れるお店つくりを担当する34歳。

部下A_販売経験2年。
実績は伴わないが、新入社員が入ってきたため、部下Aにも部下ができてしまった。
自分はできると虚勢を張り努力しない30歳。

責任者B_販売経験5年。同じく部下だが売り場責任者の34歳。
怒鳴るまでの経緯
最近売れるスタッフと売れないスタッフの実績に、大きな差がでてきた事は前々から感じていた。
接客業をする上で、売れれば楽しいし売れなければ楽しくない。
接客業をする上で楽しみはそれだけではないが、少なからず売れていた方が楽しい。
それは自分もスタッフを経験しているから知っていた。
皆が売れるようになってほしいと日々模索していた。

販売員って1度売れなくなるとずるずるひきずる。
この状況どうにか打破したいなー。
そしてある時、昔あった資料をメーカーに再度作れないか問い合わせてみた。
一度はないとあしらわれた。
しかし、食い下がらずスタッフが売れるようになってほしい!の一心で、掛け合った。
思いが通じたのか担当者が東京の本社に問い合わせてくれて、廃盤と聞かされていた資料の最新版を入手した。
その資料を持参し売り場に到着。
意気揚々と色んなスタッフに自分から資料の使い方を説明すると、たくさんのスタッフから感謝された。

こんな資料が欲しかったです!!!(☆>⊇<)
しかし、部下Aは違った。。。
部下の教育は感情を揺さぶる事が大事
部下Aは

そんなの知ってますけど?
と100パーセント知らない情報を知ってると言った。
ふと不思議に思い、聞いてみると、どんどんボロがでてくるデテクル。
自分の中で怒りが込み上げてくる・・・
部下Aの話を聞けば聞くほど驚きだった。
お客様に案内するように会社で決めた事も行っていなかったのだ。
獲得できる出来ないは二の次。
皆で販売目標達成に向けて日々悪戦苦闘している中、この部下Aは会社で決めた案内すらしていない。
怒りのスイッチを入れる前に再度確認をした。
マジで恋する5秒前ならぬ、マジで説教するまで5秒前(-“-;)

じゃー会社で決めている○○は案内してないのか?
さぼってたの?

はい!すみませんでした(–)ム!怒
全く反省する気がないが、上司から言われているから認めてるという態度での返答。
かっち~ん!!!!(`A´)
ぷっつ~ん!!!(-“-;)
\(\o-) ヘーン (-o/)ゝ シン!!! \(`O´)/ トウ!!

おまえ仕事なめてんだろ!ちょっと、こっち来いわ!(#`Д´)
部下を別室に呼び出し教育開始。
部下教育はアメとムチの使い分け
普段はほとんど声を荒げることもなければ、怒ることより褒めて伸ばすようにしている。
・獲得したら全力で褒める
・獲得できなくても普段の仕事ぶりを見て、君のここが凄いね(*´ω`)と褒める
承認欲求を満たしてあげることが大事。
ただ、叱らなければいけない時に叱れない上司は論外だと思っている。
それは親も一緒。
子供を遊ばせている公園でずっと自分の子供をみていたくせに、その子供が悪い事をした時だけ、なぜかどっか見てる親。
あれ論外(`A´)
少し脱線しました。
今回部下を叱ったポイントはこちら
部下を叱ったPOINT
- 皆に売れるようになってほしいという思いから、メーカーに掛け合ってきたことの経緯
- 皆の一件一件のご案内が積み重なって毎月の目標金額に届く事
- 新人も頑張っている中、中堅の部下Aがさぼって良いわけがない
- 他のスタッフより売れていない事を認識しなさい
- 知らないことは知らないでいい。見栄や虚勢を張っても人は成長できない
- 日々、貪欲に売れるためのトークが何なのかを考えなさい
部下の教育にフォローしてくれるスタッフは必要不可欠
自分の上司も一緒に売り場に来ていたので報告すると、責任者Bにも共有しておくようにと言われたので伝えておいた。
この後の展開で上司の一言に救われることになる。
(今回、一瞬出てきた上司は前回記事にした、問題上司です。w)
基本悪い人ではないんです。 (*¨*)
その時の記事はこちら。
スタッフの為に上司と対決_会社の方針を変更【土日の有給休暇取得】
叱った部下から突然の電話_部下教育の結末
普段怒らない自分が怒りをあらわにして叱ったので、部下Aはその場で異論を言うことはなかった。
家に帰宅すると部下Aから電話が来た。

何か言いたいことでもあるのかな。ちょっと怒り過ぎたかな(´Д`A;)
と思って電話の通話ボタンを押す。
暗い。凄く暗い。。。

もしや辞めたいと言い出すのかな??
と脳裏に浮かんだ瞬間、部下Aからでた言葉は謝罪だった。
- 自分が売り場から帰った後、責任者Bと話をしたこと
- さっきの態度はとんでもなく失礼だった事
- 今回の件は猛烈に反省している事

よかった~!!思いは伝わっていた(゜▽゜*)
そして上司様、責任者Bに共有しとけとアドバイスくれてマジ感謝☆
そして自分からは
- 期待しているから叱るのであって、期待してないスタッフには何も言わない事
- これからは今までの自分を忘れて、気持ちを切り替えて頑張ってほしい事
- 君ならできる
この3点だけを伝えると部下Aが突然静かになった。
かと思ったら、シクシク。
???
泣き出してしまっていた。
部下Aくんは涙もろい事を忘れていた。(*´ω`)
でも、伝わっていることに安堵した。
部下も子供の教育も一緒。君は大切な存在なんだという気持ちを言葉で伝える
子供は全て言葉にしてあげないと、悪いかどうかの判断がつかない。
大人はわかってはいても、楽な方楽な方にいきたがる人が多い。
子供も部下も一緒で大切な存在。
成長してほしいと思ったら、叱る時はいずれくる。
そんな時は愛をもって叱ることで相手には伝わる。
怒ってしまったら、嫌われるかな~と悩む必要はない。
自分が信じた道を熱い気持ちを持って伝えれば、きっと相手はわかってくれる。
そう信じてる。
おしまい☆
PS.叱った日の三日後に部下Aが自分の力で獲得
毎日、個人実績を確認しているわけだが、叱った日の三日後に部下Aは自分の力で獲得していた。
もちろん朝一で電話して褒めまくる。

やればできるじゃ~ん!!!!
さっそく自分の力で獲得してくれて俺は嬉しいぞ!!

やりましたよ!!!
3ちゃんさん!!!
これからも頑張ります!
用事はそれだけだったので電話を切ろうとすると

その為だけに電話かけてきてくれたんですか?!

当ったり前じゃん!
自分の事のように嬉しいもん!話したくてよ!!

ありがとうございます!今日も頑張ります!
それからというもの、部下Aの個人実績は以前より格段と上がってきている。
大事なのは飴とムチ。
そして信頼関係。
部下の数字が下がり気味の上司の方は、是非、現場に足を運びスタッフとたくさん話してみることをお勧めしたい。
おしまい。
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