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部下の個人面談は売上向上の最短ルート。個人面談の手順と考え方

仕事

こんにちは!売り場改善ひいては売上向上は部下の個人面談が最も重要だと感じている3ちゃんです。@Sousuke55035021

上司の皆さんは個人面談をどのように捉えてますか?

 

目標を持って仕事をしているスタッフなんているの?

愚痴しか上がってこないのでは?

 

様々な意見が上がってきそうですが、私はそれだけではないと思っており3ヶ月に1回は個人面談を実施してます。

以下に理由を上げていきますので、売上が上がらないと悩んでいる上司の方は是非参考にしてみてください。

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部下の個人面談は現場改善の最短ルートだと思えない人達の理由

皆さんが経験した?予想している通り、確かに愚痴、不満は上がってきます。

 

自分はできてる、あの人はできていない

あの人と上手くいかない

現場の空気が悪いのはあの人のせい

 

上げだしたらキリがないほど不満は出てきます。

更に評価してほしいと望む部下は、あることない事言って自分をよく見せようとします。

そんな個人面談に意味はあるのか。

そんな事に時間を費すなら、何か売れる仕組みを考えた方がいい!

そう考える上司がいても無理はありません。

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部下の個人面談をよりよい時間にする為の手順

上記のようなネガティブな印象がある個人面談。

しかし、勧め方次第で良い方向にも仕向けることができます。

それは上司であるあなたの力量次第です。

次のステップを意識して部下と面談してみてください。

手順1_事前にメールか電話で面談の流れを伝える

例えばこんな具合に紙に書き出し、事前にスタッフに渡します。

紙に書き出すことで流れを把握できます。

そして、自分の話をしたい内容はこの時間で話せるという安心感が生まれます。

そうすることで、話を聞いて欲しいスタッフは横道に逸れることなく話をしてくれます。

部下も事前に話したい内容を考える準備ができます。

手順2 個人面談で始めに話すこと

面談で始めに部下に話しておくことがあります。

それは

 

今回の面談は○分の時間で行う事
面談後にすぐに動き出せる具体的行動目標を掲げ、売り場ですぐ動き出せるようにすること

 

時間を伝える理由はこの面談の時間は有限であるということを再認識させること。

具体的行動目標についてはただの愚痴を吐き出す場所じゃないということ。

以上2点を伝える為です。

手順3_本題は真ん中にサンドイッチ

例えばどうしても真面目に話したい内容が2つあったとします。

私の考えでは真ん中に寄せるべきだと考えます。

議題を1~4まで設定するなら2と3。

最初と最後はスタッフの話を聞くことに徹します。

これには賛否両論あると思いますので、私がこのスタイルをとっている理由を説明していきますね。

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個人面談の目的は【部下の】ガス抜きとモチベーション向上

最初からスタッフが話をしたい内容を話させてしまうと、時間配分がくずれそうと考える方もいると思います。

確かに時間配分で言ったらそういう場合もあるでしょう。

ただ、個人面談の目的はあくまでスタッフのガス抜きとモチベーション向上です。

ガス抜きをした状態でないと本題で聞きたい話も本来考えていることや潜在的に感じている事を引き出すことはできません。

なので、始めはスタッフが話しやすい内容をヒアリングします。

部下が話しやすい項目は愚痴

最初に話してもらう項目でお勧めなのは【売り場の良い点、改善点】

人は何かしらの不満を抱えて仕事をしているので改善点はかなり上がるでしょう。

良い点はほとんど上がらなくても結構です。

不満を吐き出してもらいます。

不満に耳を傾けることで、この人は自分の話を真剣に聞いてくれる。

そんな信頼関係を築いていきます。

この場は叱られる場所ではないんだという安堵感を与えます。

普段からコミュニケーションのとれている部下でも個人面談という話で別場所で話をすると、誰でもかまえるものです。

その壁を取り除くことが重要です。

 

本題は前段の話を切らずに自信を与えてあげる一言

そして話が弾んできたあたりで本題の話に移っていきます。

本題の話をするときも、前段の愚痴の話を引き継いで話をします。

 

例えば

あなたはそんな誰も気づかない個所に気づいていて凄いね。

そのポイントを改善するためにあなたが売り場の為に動けることは何だろう?

 

そんな話し方をすると普段改善ポイントを治そうとしない部下でさえ、どうすれば改善できるのか考えだします。

そしてひねり出すためにこちらは答えをわかっていても、あえて答えは言わずに自然を装って促します。

そうすることで自分が考えた!できた!という自信につながります。

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部下に注意したい事を話す場合のポイント

個人面談の目的はガス抜きとモチベーション向上でした。

しかし、上司として部下に注意したいこともあるでしょう。

そんな時に注意しなければいけないのは話すタイミング。

ガス抜きとモチベーション向上での個人面談の場合に、話すタイミングを間違えてしまうとただの説教面談になります。

そうすると部下は現場に戻ってから、同僚に怒られたと報告するわけです。

そんな話が知れわたってしまえば、次に面談に来る部下は心を開かなくなります。

部下に注意したいなら部下に自信を持たせた後がおすすめ

私が考える最も適切な場所は部下が自分できた!考えれた!

と一瞬でも自分に自信を持てたタイミングがいいと考えます。

理由は簡単で自信を持たせてくれた人は上司のあなただからです。

今だけだとしても一瞬だけだとしても、心を開いているのは目の前にいるあたなに他ならないからです。

そんな上司のいう事であれば、素直に耳に入ってきます。

いとも簡単に反省してくれます。

そして注意した点について、どうやって改善していくかも案をあげてくるでしょう。

そこまでできたらまた認めてあげましょう。

褒められることで叱られているのに自信を持ちます。

褒められて嫌な気分をする人はいないですからね。

逆に個人面談で自信を持たせることができないと感じた場合は、注意することはお勧めしません。

それは現場に行った際に行いましょう。

三部構成の最後は聞きに徹する

注意までできて終わりでもいいと思いますが、最後にまた言いたいことを言える時間を作ることで、言い残したことを伝えるタイミングを作ります。

例えば

あなたの取り組んでいる点と改善しなければいけない点

ここでの目的は言い残したことを伝えるタイミングをつくることなので、もう話すことはないと思ってもらえるぐらい吐き出してもらいましょう。

時間の都合上、確保できない場合はなくてもいいと考えています。

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部下との個人面談の攻略法

今回は部下との個人面談についての記事でしたが、自分も初めからうまくいっていたわけではありません。

コツをつかむまではたくさんの失敗を重ねてきました。

その失敗があって今があります。

最初から成功する人はいませんし、失敗して学んでいけばいいと思います。

大切なのは失敗から学ぶ姿勢。

部下に成長させてもらっている気持ちです。

失敗面談の記事はまた気が向いたときに書くとします。

 

今回のまとめ

 

部下との個人面談の攻略法まとめ

  • 事前に電話かメールで部下に面談の流れを伝え、部下にも準備してもらう
  • 話し始めは時間と目的を伝える
  • 本題は真ん中で最初と最後は聞き役に徹する
  • 個人面談は説教をする時間ではなく、部下のガス抜きとモチベーション向上の場
  • 注意したいことがある場合は自信を持たせてから

 

ちなみに、どのような仕組みを作れば売れる売り場になる?と言った話題は売り場でもできます。

ただ、ガス抜きなんかは特に売り場では誰が聞いているかもわかりません。

そんな状況下で本音であれこれ話してくれるでしょうか。

部下はもっと静かな場所で自分の意見を聞いて欲しいと願っています。

 

不満がたまっている部下の売り場は売り上げが上がるのは容易に想像がつくと思います。

現場にいない上司はガス抜きすることで売り上げが向上することを実感してほしいです。

そして健全な売り場で売り上げが上がっていくことで、部下はさらに自信をつけて良いサイクルへと向かいだします。

たくさんガス抜き、モチベーション向上して最終的に売り上げ向上に努めましょう。

 

おしまい

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