
子供が魚を飼ってみたいというんです!
聞いた話によるとアゴハゼというハゼが海水魚を飼育した経験がない人でも簡単に飼育できると聞きました。
ちなみに希望は
①簡単に釣れる
②人懐っこくて可愛いい
③丈夫な魚
この3つをクリアできるといいのですが・・・

相変わらず注文が多いですね~~!!(^^;)
そんな難しい条件の魚なんて・・・
いますよ!!
おじさんが聞いた通りのアゴハゼです。
私も最近飼育を始めたのですが、ネットを調査してみると3つの条件が揃っていましたので紹介しますね☆
今回の3つの条件を兼ね備えた魚はずばりアゴハゼです!
今回はアゴハゼの捕獲から飼育方法までご紹介しますね。
まずはアゴハゼの可愛らしさを知っていただきたいので動画をご覧ください。
アゴハゼの巣作り?のショート動画(30秒)
私自身アゴハゼの魅力に取りつかれていて水槽の前にいる時間がふえました。
アゴハゼが可愛すぎて環境も整えてしまいました。
アゴハゼは巣穴を作るためなのか、口に砂を含んでどかしているあたり、たまらなくかわいいです!
この動画には映ってませんが小さな珊瑚砂も同じ行動で一個ずつ移動してたんですよ!
働き者の、アゴハゼさん長生きしてね~~!!(><)
アゴハゼは飼育は海水魚の入門?
アゴハゼって聞いたことはありますか?一般的な釣りのターゲットのハゼはマハゼですが、今回紹介するハゼはアゴハゼです。
まずは詳しく紹介していきますね。
アゴハゼとは
アゴハゼは体長8cm~10cmの小型のハゼです。
同属種にドロメという魚がいてよく間違えられるようですが模様が違います。
以下wiki抜粋
ドロメはアゴハゼより大型になること、胸鰭と尾鰭に小黒点がないこと、尾鰭が白く縁取られることで区別できる。
出典: ja.wikipedia.org
アゴハゼの性格は極めて温厚で仲間内での小競り合いはほぼないので、仲間内の喧嘩でケガをしたりすることもほとんどないです。(今のところ見たことがありません)
ちなみにメバルの時は大変でした。
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アゴハゼは簡単に飼育できる
アゴハゼは誰でも飼えるし飼いたくなる魚なのでその魅力をお伝えしていきます。
あなたもきっと飼ってみたくなるはずですよ。
環境整備
アゴハゼは岩場の潮どまりに生息していることから砂より石を好むだろうと予測していました。
念のためこちらの二つを購入。(プラス水温計)
どちらも要水洗いと書かれていたので洗うも、濁りが一向にとれなかったので、

丈夫な魚だし大丈夫でしょ!!
というノリで水槽に全部投入。
白い砂から投入し、濁りが沈んだのを確認してからサンゴ砂を投入しました。
予想通り白い砂にエサが落ちているのに基本はサンゴ砂の方にいる個体が多いです。
たまにエサを食べたくなると白い砂の方に行く個体もいますが、サンゴ砂から一向に出たがらない個体が多いです。
サンゴ砂を選ぶうえでの注意点はあまり大きいサイズのものを選んでしまうとエサが中に入ってしまい、水質が悪化してしまうので小さめがお勧めです。
海水
我が家は海まで近いので汲んできていますが、遠い方は【海水 作り方】などで検索すると出てきますので参考にしてください。
フィルター
私は外部フィルターを使っていますが、アゴハゼは小さいですし、蟹のように汚れやすい魚ではないので、ロカボーイとかで十分かと思います。
簡易的なフィルターのロカボーイの購入はこちらからできます。
ペットショップでお勧めされるフィルターは海道河童という商品です。
私も使用していて困った事を解決した記事も書いているので、アゴハゼ飼育で使用したい方はこちらも参考にしてくださいね。
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アゴハゼなど海水魚を飼育してみたい入門の方はみんなが通るロカボーイですが、水槽とセットになっているものも安価に売っているのでご利用ください。
下記からも購入できます。
ちなみにイソギンチャクは磯にいたので拾ってきました。
アゴハゼが残したエサをすくってイソギンチャクの上に乗せてあげると全て食べてくれるので、水槽が汚れず助かります。
アゴハゼは丈夫
アゴハゼは潮だまりで生息することから、劣悪な環境下で生きなくてはいけません。
ですから、丈夫で病気もほとんどしません。
仲間意識も強く温厚なので数匹一緒に飼っても喧嘩もせず一緒にゆらゆら泳いでいます。
少しの環境の変化(砂入れたりサンゴ砂入れたり)でも全く動じず元気に生きています。
寿命は1年ほどなので最後までしっかり責任をもって飼育しましょう!
アゴハゼの捕獲方法やエサを紹介!
アゴハゼの捕獲方法はいたって簡単です。
だれでもできるので真似してみてください。
ただ一点だけ大きな注意点があります。
それはアゴハゼは磯場のタイドプールにいる為、アゴハゼを捕獲中に波にさらわれたとならないように波の近くでの採取は細心の注意を払って行ってください。
万が一の事故の場合でも当サイトは責任を負えませんので予めご了承ください。
アゴハゼの生息場所
アゴハゼの生息場所は北海道から沖縄まで至る所の磯のタイドプール(潮だまり)に生息しています。
タイドプールとはどんな場所なのか動画を撮影してきたのでご覧ください。
ちなみに動画でアゴハゼは全く動いていませんが、捕獲場所のイメージはつくかと思います。
磯の海水が流れ込む岩場というのがわかりやすい表現かもしれませんね。

アゴハゼがどこにいるかわからなかったんですけど?
それでは今の動画でアゴハゼがどこにいたのか解説します。
・30秒ほどまでは画面下部の中央にいました。
・40秒くらいから画面中央にいました
・最後の方では最初と同じ場所いました。
磯場の模様が似ているので〇ォーリーを探せ状態ですね。
アゴハゼの捕獲方法
アゴハゼを捕獲する網は結論を言ってしまえば網なら何でもいいです。
しかし金魚すくいの原理で捕獲しようとすると、アゴハゼはかなりすばしっこいので苦戦します。
そこでおすすめなのが網目の細かい網をアゴハゼの下にいれてやります。
アゴハゼの下に入れる時に慎重にいれなくても大丈夫です。
待っていれば何の迷いもなく網の上を通ってくれるので、上に来たら網を上げるだけです。

上を通り過ぎてくれるなんてらくちんですね!
アゴハゼをすくう網を選ぶ基準は下記3点です。
アゴハゼ捕獲の網を選ぶ基準
①安い
②網目が細かい
③伸縮式(長くのばさないと使えない網もありますが、アゴハゼの捕獲では長すぎるのは邪魔なだけです。)
釣具屋さんでも売ってますがやっぱり今の時代はネットが安いです。
下の魚とり網は破格の値段に驚くと思います。
アゴハゼのエサ
マハゼを飼育していた時はメバルの食べきれなかった海底に落ちたエサを、ゴミ収集車のごとく掃除してくれていました。
しかし、アゴハゼは浮いているエサにしか興味を示しません。(今のところ)
私が使っているエサはアミエビです。(浮く時間が長い赤虫でも代用可能です)
アミエビは超小型のエビで、釣具屋にも売っている集魚効果もあるあれです。
私は以前、近くの漁港でアミエビが大量発生していた場にたまたま遭遇できたため冷凍保存しておきました。
アミエビ大量発生の写真がこちら。
行動力の塊の私はテンションが上がると、アホになりその場の勢いで行商してみました。笑
時間の許す方は下記からどうぞ☆
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アゴハゼは人懐っくて可愛い
アゴハゼは大変温厚な性格なうえに凄く人懐っこいです。
エサをあげようと飼い主の方に集まってきます。
そして小さな網にアミエビをいれてゆらゆらしているとアゴハゼ達はその網の中に入ってきます。
警戒心なんて全く感じられません!(#><#)
まとめ
今回はアゴハゼの飼育方法と捕獲方法についてでした。
アゴハゼは温厚な性格で仲間内で喧嘩もしないので、フィッシュイーターなどの天敵と混合さえしなければ長生きしてくれると思います。
最後の動画のような映像が毎日見れると思うとアゴハゼを飼育してよかったと思います。
アゴハゼのまとめ
①捕獲は網で簡単にできる
②日本全国の磯のタイドプール(潮だまり)にいる
③エサはアミエビか赤虫
④準備するものはサンゴ砂、砂、海水、(水槽とフィルターはセットのもので安価に。)
⑤何より人懐っこくてめちゃ可愛い(#♡V♡#)
こちらの記事は2021年5月に更新しました。
現在はヒラメを飼育しています。
ヒラメの捕食シーンをたくさん含んだ記事にしてますので興味のある方はご覧ください。
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